遺残乳歯・不正咬合(乳歯・永久切歯抜歯による矯正)
6ヶ月齢 MIX ♂
6カ月歯科検診のご来院で、下顎が上顎よりも長いためにすでに生えかけた下顎の永久歯が咬み合わせの問題を起こしていました。 乳歯、永久切歯の抜歯と犬歯の外科的な矯正をご提案しました。
1.右側外観です。 上顎の乳犬歯が抜けずに永久歯が生えています。
2.正面です。下顎の永久犬歯が、上顎の切歯に問題を起こしています。
3.下顎の永久犬歯がかなり内側に生えています。
4.左側外観です。下顎が上顎より長いのが判りますか?
5.抜歯した乳犬歯をきれいにして、
6.このようなくさびを作製して、
7.下顎永久犬歯の内側にくさびを打ち込み
8.下顎永久犬歯が外側に向くようにしました。
9.また、障害を起こしていた切歯も抜歯をしました。
抜歯直後は痛々しく見えますが、1週間前後で歯の問題が改善され、見た目にもきれいな状態になります。
抜歯矯正の目的は、見た目の問題を改善するためでなく、下顎犬歯が上顎の歯や口の中に当たり、障害を起こすことを改善させるために、矯正によって治療することになります。
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