破折:歯が欠けた(上顎犬歯の保存修復)
3歳 ビーグル ♂
ご自宅で歯磨きを実施している時に、「両方の上顎犬歯が欠けている事に気付いた」という主訴でご来院されました。
1.正面外観です。右側犬歯の一部が欠けています。
2.左側犬歯もエナメル質が一部欠損しているようです。
3.レントゲンでは、歯髄に問題のない破折と判断しました。
4.全体のスケーリングを実施した後、エッチングという処置を行い、
5.接着剤となるボンディング剤を塗布して
6.コンポジットレジンを充填して
7.保護材をつけて仕上げ研磨を行い
8.保存修復を終了しました。
今後、生活習慣でケージの柵など硬い物を咬むことがないように注意をしていただき、定期的に自宅での口腔内ケアと病院での歯科検診をお願いしました。