てらい動物病院|奈良県奈良市の動物病院,犬・猫などの健康管理、診察に対応しています

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歯周病を治療しよう!

麻酔下歯科処置

“歯石がもう既に付いている” “歯周病が進行して口臭がきつい”といった状態になっていればどうすればいいのでしょうか?

上記のような症状が見られた場合は、全身麻酔をかけた状態で歯科処置が必要になります。歯科処置は、大きく分けて以下のような流れで行っていきます。

(1)ハンドスケーリング
まず、大きな歯石の塊を"キュレット"と呼ばれる歯石を除去する器具を用いて、おおまかに歯の表面を綺麗にします。

(2)超音波スケーリング
次に、"超音波スケーラー"を用いて歯の表面の小さい歯石を取り除いていきます。

(3)ポリッシング
さらに、"マイクロエンジン"と言われる機械で、荒研磨、仕上げ研磨を行い、歯の表面をツルツルに研きます。

(4)口腔内洗浄
ポリッシング後に、口の中にある小さな歯石のクズや研磨材を洗浄して、最後に歯周ポケット内に歯科用抗生物質軟膏を注入し、処置後に炎症が起こることがないようにします。

(5)フッ素処置
歯の表面の仕上げにフッ素を塗布し、歯石が付きにくい状態を作ります。

歯周病が進行していれば、スケーリング処置を行うことで口腔内を健康な状態に維持出来ます。 歯周病を起こしている動物さんは高齢であることが多く、これらの処置には全身麻酔が必要になるため、不安に思われる飼主様も多いと思います。そのため、予め血液検査・胸部レントゲン検査等術、全身状態を詳しく評価し、安全に麻酔処置が出来るかどうか確認します。また、避妊手術など予防目的の手術の場合は、目的の手術と一緒に歯科処置も実施することが出来ます。


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歯科治療の器具のご紹介

これらの歯科処置は動物用の歯科器具を用いて治療します。
動物も人間の歯医者さんと同じような器具で処置を行います。

歯科用レントゲン歯科用レントゲンデンタルユニットデンタルユニット
マイクロエンジンマイクロエンジン超音波治療器超音波治療器各種歯科器具各種歯科器具
歯科治療の器具の詳しい説明は院内ツアーをご覧ください。
院内ツアーはこちらから
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歯の病気・歯科治療のご紹介

このページは歯の病気や当院での治療に関してお伝えさせて頂きます。 歯の病気と一言でいっても症状は様々です。当院に来院されて治療させて頂いている治療を以下にご紹介させて頂きます。

  • 1. 中軽度の歯石
  • 2. 重度の歯石
  • 3. 遺残乳歯
  • 4. 歯根膿瘍
  • 5. 破折
  • 6. 口鼻フィステル
  • 7. 破歯細胞吸収病巣
  • 8. 虫歯(齲歯)
  • 9. 口腔内腫瘍
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1.中軽度の歯石除去

処置前
処置前
歯石の為、口臭と歯肉炎を併発し、切歯はぐらぐらしている状態です。ただし、この状態でも食欲・元気は問題ありませんでした。
処置後
処置後
麻酔下での歯科処置を実施しました。
口臭の原因となる歯石を除去することで、歯は綺麗になり口臭もなくなり、ぐらついていた切歯は抜歯・縫合しました。

2.重度の歯石

処置前
処置前
歯石のため、口臭と歯肉炎がひどく、歯茎からの出血が見られました。ドライのドックフードを食べるのを嫌がりました。
処置後
処置後
歯石を綺麗に取り除き、ポリッシングと抗生剤処置をしました。
歯肉が少し赤く腫れていますが、翌日には炎症はなくなり、歯茎からの出血は改善されました。

ただ、バイ菌の塊である歯石が、歯周ポケットを押し広げたため、歯肉が縮んで十分に歯を支えきれなくなっていたため、動いていた歯はすべて抜歯し縫合しました。

このように、歯科処置をすれば、直後はピカピカの状態ですが、その後全く予防処置を何もしないでいると、しばらくすると口元が臭くなり、数ヶ月でまた歯石がついてしまいます。
せっかくの機会です。綺麗になった歯を維持できるよう、毎日少しずつでも、歯ブラシなどのデンタルケアを実行しましょう。


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3.遺残乳歯

通常であれば生後6〜8ヶ月齢で乳歯は抜けますが、長く残存していると、永久歯の歯並びが悪くなったり、歯石が付きやすく、そこから歯周病に進行しやすいため、抜歯が必要になります。
去勢や避妊手術など全身麻酔をかけた際に一緒に処置が出来ます。

処置前処置前

処置後 処置後


4.歯根膿瘍(眼の下の腫脹・皮膚炎)

歯が折れてしまったり、歯周病のため歯肉が押し下げられてしまうと、歯の根の部分に口の中の細菌が入り込んでしまい膿がたまってしまいます。その為、目の下の皮膚が腫れてしまったり、時には皮膚がやぶれて排膿してしまうことがあります。

処置前 処置前

処置後 処置後

初めに歯石を取り除き、口の中を綺麗な状態にしてから、感染を起こしている歯を抜歯します。
上顎の後臼歯は歯根(歯の根)が3つもある為、歯を分割してからそれぞれを抜歯し、化膿を防ぐための歯肉をしっかり縫合します。


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5.破折

わんちゃんの歯のエナメル質は人間より薄く割れやすいです。馬の蹄や硬いおもちゃなどを与えることで、エナメル質を削ってしまったり、臼歯が割れたり歯が欠けてしまう事も多く見られます。治療は初期であれば、歯の温存治療。時間が経っていればその歯の抜歯処置が必要になります。

破折

6.口鼻フィステル

上顎犬歯に問題が生じている場合、口と鼻とのあいだに隙間が生じ、その隙間に細菌が増殖し炎症を起こす為、鼻の粘膜に炎症が起こり、くしゃみや鼻水・鼻血が生じます。
問題を起こしている犬歯を抜歯し、抜歯後の大きな穴を埋めるため口腔内と鼻腔を歯肉粘膜や歯肉で縫合します。

口鼻フィステル

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7.破歯細胞吸収病巣

主に猫で歯の表面のエナメル質がとけてしまい、痛みが生じる病気です。歯冠の修復を行うか、抜歯処置を実施します。

破歯細胞吸収病巣

8.虫歯(齲歯)

犬ではあまり起こる事が少ないのですが、人間の虫歯と同じ病気です。やはり痛みが生じる事が多く、抜歯処置が必要になります。

虫歯(齲歯)

9.口腔内腫瘍

口の中の腫瘍は通常初期では気づきにくい為、気付いた時にはかなり大きくなってしまっている場合が多いです。
口腔内腫瘍は、悪性腫瘍である場合も多く、また腫瘍摘出手術には事前に病理検査・CT撮影が必要になり、手術内容も顎の骨を一部切除になるなど、比較的大きな手術になります。
早期発見であれば生存率も高く、術後の生活の質も良好に維持出来ます。

口腔内腫瘍

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